エキシマレーザーの原理
エキシマレーザーを発生させる原理とは
エキシマレーザーを発生させるには、特殊な装置が必要です。この装置の中でアルゴン、クリプトン、キセノンなどの不活性ガスとフッ素や塩素などのハロゲンガスを混合すると、エキシマと呼ばれる化合体が生成されます。このエキシマをたくさん作りその光を集めることによって、強力なレーザーが取り出せるのです。このエキシマレーザーは紫外線レーザーに分類されるものです。これがエキシマレーザーを生成する原理です。この装置の問題点は、ハロゲンガスを扱っていることです。ハロゲンガスは、有毒ガスとして知られています。その扱いには十分な注意が必要となります。エキシマレーザーの医療現場での他の応用例として知られているのが、冠動脈形成術です。
エキシマレーザーを使って視力が回復する理由
目のピントの調整は、水晶体という部分で行われています。角膜がレンズ状となって光を屈折させるのですが、この屈折の度合いによって近視や乱視、遠視が発生するのです。エキシマレーザーを使って角膜の光の屈折の度合いを変え、近視や乱視、遠視の治療をします。具体的には、角膜を平らに近づけることで近視の治療ができます。反対に角膜に丸みをもたせると、遠視の治療ができます。そして乱視の場合は歪みにあわせて角膜を削ります。この角膜を平らにしたり丸みをつけたりする際に照射されるのが、エキシマレーザーなのです。熱が発生しないので痛みも当然発生しませんが、まるで角膜を刃物で切ったような加工ができるのです。